当店のお塩は...三周年

2015年05月07日

当店のつゆは...

鰹節、宗田節、利尻昆布、どんこ(しいたけ)で取っただしに、醤油、ザラメ、味醂に火を入れ二ヶ月以上寝かせた返しを合わせて作っています。

盛り蕎麦_1

開店当初は師匠に教わったとおりに作っていました。勿論、美味しいつゆでしたが、「自分の店の味」を求め、材料、分量、火を入れる時間など、約半年試行錯誤を繰り返しました。
何種類かの鰹節、醤油、味醂を試し、昆布をだしが強くでる真昆布を試したり、火を入れる時間を10分、15分と伸ばしたり早めたり、返しを寝かす期間を1ヶ月から、2ヶ月、3ヶ月と伸ばし、醤油の角が取れる期間を探したり、知り合いの蕎麦屋さんから勧められて、パンチの出る宗田節を加えたり、味に深みが出るようにどんこを加えたり...
やっと半年経つくらいで「自分の理想とするつゆ」に近づきました。

私の理想とするつゆは「甘すぎず、辛すぎず、だしの香りも強すぎず、味に深みがあり蕎麦の味を引き立てるつゆ。そして、蕎麦湯を注いだ時に良いだしの香りがするように。」
多分、大半の方が当店の蕎麦を召し上がる時に、つゆの個性を感じないと思います。「甘い」「辛い」「だしが強い」など...
でも、それが私の求めたつゆです。蕎麦を引き立ててくれればそれで良いのです。そして、蕎麦を食べ終わり、蕎麦湯を注いだ時に、つゆの存在を確認できれば良いと思っております。

是非、一度当店の自慢のつゆをじっくりと味わってみて下さい。
 


sobasakurai at 17:56│Comments(0)

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